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ニキビ重症患者です。自分で勉強して自分で探して自分で決めてスキンケアするよ。

美容皮膚科クリニックの診察料はどれくらい?診察料の比較と相場調べ!

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お肌を綺麗にするための1つの方法として美容皮膚科クリニックで美容施術を受ける事が挙げられます。

美容施術は自由診療のためか、クリニックによって施術料金が大きく変わってきます。さらに別途診察料がかかる所もあるのでご自身の予算と施術料金をすり合わせするためにはこの料金についても考慮しなくてはならない場合があります。

この診察料も美容皮膚科クリニックによって様々です。

そこで、この記事では美容皮膚科の初診料、再診料について調べ、相場を検討していきたいと思います。

クリニック選びの参考にぜひどうぞ。

 

 

診察料相場

診察料はだいたいHPの施術料金一覧の一番上に掲載されています。

初めて施術を受ける時、初めてクリニックを訪れた時に初診料がかかります。

また、受診からしばらく時間が空いた時などは再診料がかかります。

この辺りはクリニックによって様々ななのでご自身が検討しているクリニックのHPをよく見て確認しましょう。

 

初診料

¥2,000~5,000

 

5000円以上は見たことがないのでこれが限界値でしょう。さすがに初診料に6000円取るところはぼったぐりですね。

 

再診料

¥1,000~3,000

 

再診料は施術料金に含まれている場合もあります。逆に毎回の施術に再診料(技術料)が乗っかってくる時もあります。気を付けて欲しいのが一見施術料金が安くてもよく料金メニューを見ると、「施術毎に再診料(技術料)が別途かかります」との注意書きがされていたりもします。

 

実際のクリニックの診察料

各クリニックの診察料を紹介します。表示は全て税込価格です。

 

表参道スキンクリニック

場所:渋谷区

初診料:¥5,500

再診料:¥3,300

 

マグノリア皮膚科クリニック

場所:渋谷区

初診料:¥3,300

再診料:¥2,200

※施術ごとに再診料がかかります。

 

メディアージュクリニック青山院

場所:渋谷区

初診料:¥2,200

再診料:¥2,200

 

青山外苑前クリニック

場所:港区

初診料:¥2,200

再診料:¥1,100

 

アオハルクリニック

場所:港区

初診料:¥3,300

再診料:¥1,100

 

六本木スキンクリニック

場所:港区

初診料:¥3,300

再診料:¥1,100

 

衣理クリニック表参道

場所:港区

初診料:¥5,500

再診料:¥1,650

 

上田荻窪クリニック

場所:杉並区

初診料:¥3,300

再診料:¥1,100

 

二子玉川ヤスダクリニック

場所:世田谷区

初診料:¥3,300

再診料:¥1,650

 

めぐろ皮膚科クリニック

場所:品川区

初診料:¥3,300

再診料:¥1,100

 

野本真由美クリニック銀座

場所:中央区

初診料:¥2,200

再診料:¥1,100

 

銀座ケイスキンクリニック

場所:中央区

初診料:¥5,500

再診料:¥1,100

 

 まとめ

初診料が3300円代が多いです。5500円ともなると若干高いなという感覚になるのではないでしょうか。2200円であれば良心的ですね。

美容施術は自由診療なのでクリニックのさじ加減によって高くもできたり安くもできたりするのが嫌なところ。

土地によって料金が違うかのかと思いましたが、それほど大きな違いはなさそうですね。強いて言うなら上記のクリニックで渋谷区にある所は再診料が全て2200円になっています。渋谷は人が多く集まる場所なので自然とそのような値段になるのかもしれないですね。

 

皆さんが良いクリニックを見つけられますように!

 

それでは!

 

【ハトムギ、メラノCCじゃない!】ニキビ治療薬まとめ【飲み薬&ぬり薬】

肌荒れアカウント(主にニキビ)界隈でよく見かけるニキビ治療薬についてまとめました。ニキビ治療情報収集中の方ぜひ参考にしてください。

 

 

 

飲み薬(服用は医師に要相談)

 

アキュテイン

別名:イソトレチノイン、イソトロイン、ロアキュタンetc

「イソトレチノイン」という成分が入っています。

過剰な皮脂、肌の角化を抑える作用があります。

(参考:わかこ皮膚科クリニック

アメリカでは難治性ニキビ治療薬として広く流通しているそうです。

20年以上の歴史があるとかないとか。。。

日本では未承認の薬で厚生労働省のホームページで服用の注意喚起がされています。

なぜ海外では認められているのに日本ではだめなのか疑問ですが、

欧米人とアジア人で薬の作用が異なり重大な副作用が出てきてしまうのでしょうか。

(参考:厚生労働省

服用したい場合は相談できる主治医がいると安心ですね。

 

Twitterの口コミは?

・乾燥やばい!

・ニキビ減った、できなくなった!すごい!

・皮脂減った!

 

 

スピロノラクトン

別名:アルダクトンA

スピロノラクトン」という成分が入っています。

私が服用している飲み薬です。

過剰な皮脂の原因になる男性ホルモンの働きを抑えることで皮脂を減らしてくれます。

本来はニキビとは全く別の疾患を改善するための薬らしく、ニキビ治療薬ではないです。ですのでニキビを直したい目的で使用しても保険は適用せず自己負担になります。利尿作用があるので多めの水分摂取が必要です!

 

Twitterの口コミは?

・乾燥やばい!

・皮脂減った!サラサラ肌になった!

・ニキビ減った!もっと早くこの薬に出会えていればよかった!

・頻尿になった!

 

 

ピル

低用量ピルです。トリキュラーマーベロン、ヤーズなどがあります。

私はトリキュラーを使っています。

ニキビはホルモンバランスが関係しているのでピルを飲めば乱れが収まりニキビができにくくなるという仕組みです。生理周期安定、生理痛改善の効果もあるのでその点でもメリットがあります。

 

Twitterの口コミは?

・ニキビできなくなった!

・生理前に必ずできていたニキビができない!

・生理が楽!日付通り!

・メンタル安定!

・ピルが体に合わなくて副作用が辛い

 

 

ミノマイシン

「ミノサイクリン塩酸塩」という成分が入っています。

抗生物質になります。アクネ菌を予防してニキビを抑えます。

皮脂を抑える、ターンオーバーを促進するなどの作用はなさそうです。

 

 

十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)

漢方です。皮膚の赤みやカユミを発散し、腫れや化膿をおさえます。また、そのようになりやすい体質を改善します。

(参考:おくすり110番

漢方は医薬品と違ってこれといった主成分がありません。

 

Twitterの口コミは? 

・ニキビ減った

・だがしかし激マズ

 

 

清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)

漢方です。顔の熱や炎症をとり、また皮膚病の病因を発散させる働きがあります。そのような作用から、顔の皮膚病、とくにニキビの治療に適します。

(参考:おくすり110番

私はニキビが爆発した時期が2回あるのですが、1回目に爆発したときに皮膚科から処方されました。

1日3回服用を1ヶ月以上続けた結果ニキビは結構良くなりましたが同時に抗生物質(ルリッド錠)も飲んでいたので、正直どっちが効いたかよくわかりませんでした。

激苦の薬です。

 

Twitterの口コミは?

・ニキビ減った!

・ニキビがすぐ小さくなる!

・十味敗毒湯は効かなかったけどこれは効いた!

・だがしかし激マズ!

 

 

 

 

 

ぬり薬

 

ディフェリンゲル

 別名:アダパレン

アダパレン」という成分が0.1%入っています。

角質剥離、ターンオーバー促進、皮脂を抑えるはたらき、維芽細胞(コラーゲン、エラスチンを作ってるくれるところ)活性化の効果があるビタミンA誘導体(レチノイド)と似た性質を持っています。

 

レチノイドとアダパレンはどう違うの?

レチノイドは肌の角質を剥がす作用

アダパレンは角質をできないようにする作用

 

毛穴が角質によって塞がれると皮脂がたまって、その皮脂でアクネ菌が増えることによってニキビができます。

どちらも毛穴のつまりを解消する作用でニキビをやっつけよう、という仕組みですね。

ちなみに海外ではアダパレンが0.3%配合されている薬も使用されているそうです。

(参考:角田美英 皮膚科専門医

 

 

ベピオゲル

別名:過酸化ベンゾイル

ニキビの原因菌アクネ菌を抑える&角質剥離作用があります。

ニキビ治療に使われる抗菌薬は長い間使用すると菌が耐性を持ってしまいます。(薬剤耐性菌)

ですがこのベピオゲルは薬剤耐性菌を発生しづらいものになっています。

私も使用していましたが乾燥とひりひりと赤みに耐えられず短期間で服用を止めてしまいました。

(参考:EPARKくすりの窓口

 

 

 

 

エピデュオゲル

ディフェリンゲルとベピオゲルのハイブリッドのような薬です。

アダパレンと過酸化ベンゾイルが配合されています。

角質剥離作用&抗菌作用があります。

皮膚科で説明受けたときはベピオゲルとディフェリンゲルの真ん中ぐらいの強さの薬と説明されました。実際に服用はしていません。

 

 

 

ダラシンTゲル

 「クリンダマイシンリン酸エステル」という成分が入っています。

塗る抗菌剤です。ディフェリンゲルとベピオゲルは角質剥離作用がありますがこの薬にはその作用はなくアクネ菌をやっつけるだけのようです。

 

 

 

以上です。服用したいなと思ったら必ずお医者さんに相談するようにしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

光老化がガチで怖い。紫外線対策は通年!日焼け止めは2度塗りで!

光老化をご存知ですか?

紫外線によってお肌の老化が進行してしまう現象のことです。

適切に紫外線対策をしましょう。日焼け止めは二度塗り必須!

 

 

紫外線でどれくらい老化するの?

 

やばいくらい老化します。

 

まずこちらの写真を見て頂きたいです。

 

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この方はアメリカでトラック運転者として働いている男性です。(近況は存じませんが)

なぜ顔の右側と比べて左側がこんなにもシワが多いのでしょうか?

それは彼が28年以上にもわたってトラックの左側の車窓から紫外線を浴び続けたからです。

(参考:Unilateral Dermatoheliosis - NEJM

 

このような紫外線による肌老化を「光老化」と言います。

 

 光老化と経年老化(自然な老化)の違いって?

 

経年老化

細かいシワ、肌の萎縮が起こる。太陽光が当たらない部分にも起こり得る。

 

光老化

深いシワ、肌の肥厚、濃いシミ、肌の褐色化が起こる。

主に光が当たる、顔、首、手に起こる。

 

今まで深いシワとかシミは自然に出来てしまうものかと思っていました。しかしながらどうやらこれらは私たちが毎日浴びている紫外線からもたらされているようです。

 

(参考:光老化プロジェクト

 

余談

そういえば、「年齢は手や首に出やすい」と聞いたことがあります。

これは紫外線による光老化が手と首にモロに表れた結果でしょう。

 

 

大丈夫!光老化は防げます

 

適切に紫外線対策をすれば光老化によって引き起こされる深いシワ、肌の肥厚、シミ、褐色化は頑張ればある程度防ぐことが出来ます。

なので一緒に頑張りましょう。

 

 

紫外線対策する前に・・・紫外線について知っておきましょう。

 

美容に関係する紫外線は2種類ある

 

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(参考:気象庁

 

紫外線(UV)は大きく分けて3つあってUVAとUVBとUBCです。

UBCは地表には届かないのでここでは無視します。

 

 

簡単に言うと

UVAはシワ、シミなどの原因

UVBは一時的に肌が濃くなるいわゆる「日焼け」の原因

です。

 

光老化という観点で重点的に対策するべきはUVAです。

 

 

余談

UVAがシワとかシミに影響しちゃう理由

UVAの波長は320~400nm、UVBの波長は290~320nmです。

波長が長いほど肌の奥深くに到達してしまいます。

 

皮膚の構造をざっくり分けると

表皮、真皮とがあります。表皮がより外側、真皮が内側です。

 

表皮は5層に分かれていて

①角層②透明層(手のひらと足裏のみ)、③顆粒層④有棘層(ゆうきょくそう)⑤基底層に分かれています。基底層で肌の新陳代謝(ターンオーバー)が行われています。

(参考:第一三共ヘルスケア) 

 

真皮は新陳代謝が行われる基底層よりもっと深いところにあります。

ここは若さや美しさを保つために必要なコラーゲンエラスチンを作る場所になっています。

コラーゲンやエラスチンが減ると肌の弾力やハリ、水分量が減ります。

いい事一つもありません。

 

UVBと違ってUVAは表皮を通り越して真皮にまで届きます。

 

つまりUVAは真皮を攻撃してしまうという事です。

先ほど記載したように真皮は大事なコラーゲンやエラスチンを作る場所なので

攻撃されてしまうと作れなくなったり元からあるものが壊れてしまったりします。

また、UVAはメラニン色素の合成を増やすそうで、シミを目立たせてしまいます。

 

 

紫外線対策をしましょう

 

日焼け止め選びは「PA」を重視!

日焼け止めのパッケージを見るとSPF50だとかPA++++と書いてあると思います。

SPFPAの違い分かりますか?

 

SPFはUVB(=日焼け)を防ぐ強さ

PAはUVA(=シミ、シワ)を防ぐ強さ

を表しています。

 

つまりSPF50の日焼け止めで紫外線対策ばっちり!と思っている方は実は見落としがあるかもしれなくて、PAがちゃんと++++ぐらいあるか確認しましょう。

 

光老化対策をするならPAが高い日焼け止めを選びましょう。

 

 

 

日焼け止めは二度塗りで!

 

日焼け止めの強さを表すSPFPAがどのようにして評価されているか知っていますか?

SPFPAは日焼け止めを皮膚1cm2あたりに2mg塗布した時の紫外線に対する反応具合によって評価されています。

つまりSPF50だとかPA++++は日焼け止めを皮膚1cm2あたり2mg塗った場合にしか保証されないという事です。値段が安い日焼け止めだった場合ウォータープルーフが弱くて汗等で流れ落ちてしまう場合があることにも注意したいです。

 

とりあえず1度塗りよりかは2度塗りした方が良いそうです。

皮膚科の先生もそう言っていますし私も必ず2度塗りです。

 

 

 

天気がくもりでも雨でも油断はだめ

 

天気が曇りでも雨でも紫外線は出ているの対策はした方がいいと思います。

晴れの時の紫外線量を100%とした時、曇りの時は60~80%ぐらいです。

意外とありますね。

 

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 (参考:Bella Pelle 2017年8月号(Vol.2 No.3) [雑誌] (p.18). Kindle 版.)

 

 

首と手の甲、塗り忘れてない?

 

顔はメイクする時に日焼け止め塗ったのでおっけー!

ではなくて首と手の甲にも塗りたくりましょう。

顔はファンデーションにSPFPAが入ってる場合もあるので

メイクすれば顔を守られていることになります。

 

ですが、手や首はノーガードです。

 

お出かけする前に塗り塗り残しがないかチェックしましょう。

 

 

1日中家にいる時でも日焼け止めを!

 

車窓から降り注ぐ太陽光で顔の左半分だけが顕著に老化してしまった男性がいるように、原則窓は紫外線を通すものと思った方が良いです。

(まれにUVカットしているガラスもありますが、、)

 

今日は1日中おうちにいるから日焼け関係ない!

ってなるとノーガードで紫外線を浴びてる可能性があります。

日焼け止めを塗るなり、UVカットのカーテンなどを活用しましょう。

 

 

 まとめ

 ・紫外線で肌が老化する

・日焼け止めはPAを重視

・日焼け止めは2度塗りで!

・曇りでも雨でも日焼け止め

・1日中家にいても紫外線対策を!

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

ニキビ跡消したい!グリコール酸、サリチル酸マクロゴール、TCA、使用される薬剤の違い

ニキビ跡を薄くしたくてケミカルピーリングをしたい!グリコール酸?サリチル酸マクロゴール?ケミカルピーリングの施術を検討していくうちに色々な用語が出てきて「結局なにがいいの?」って思ってる方いると思います。そこでケミカルピーリングのあれこれについて詳しく調べたのでまとめました。これから施術を受けようと思っている方の参考になればなと思います。 
 

ケミカルピーリングって?

お肌に薬剤を塗布して角層を溶かしてお肌のターンオーバーを促進して効果を得る美容施術です。ニキビ、ニキビ跡、毛穴の黒ずみ、くすみなどに効果があると言われています。ターンオーバーは年齢や部位によって異なりますがだいたい40~50日周期で行われます。そんなに待っていられないのでケミカルピーリングでこの周期を早めてお肌をきれいにしようという事です。ニキビ跡(色素系)は放置していても長い月日をかければ自然に消えるからお肌の真皮には達していないという事になります。なので生まれ変わりを早くすれば早くニキビ跡が治りそうです。そう信じてます。そうじゃなきゃ困る。

美容皮膚科クリニックHPでよく見かける薬剤って何があるの?

主にグリコール酸サリチル酸マクロゴール、時々TCA(PRX-T33)です。 

グリコール酸って?

日本で最もよく利用されているピーリング剤です。 表記名が違うだけで全く別物とは限らない!?グリコール酸はα-ヒドロキシ酸というくくりの1つで、同じ仲間に「乳酸」や「リンゴ酸」もあってこれらもピーリング剤として使用されることもあります。α-ヒドロキシ酸は「AHA(Alpha Hydroxy Acid)」と呼ばれることもあります。時には「フルーツ酸」なんて呼ばれたりします。(ちなみに同じグループの化合物(薬剤)同士は似たような性質を持っています。)まとめると αヒドロキシ酸=AHA=フルーツ酸 という事になります。表記名が違うとまるで全く別物かのように見えてしまうので混乱してしまいますね。画像2 美容皮膚科クリニックによってはグリコール酸1種だけ使ったり、「AHA」と表記して複数のピーリング剤(例えばグリコール酸&乳酸とか)をミックスして使ったりしてるところもあるようです。使用ピーリング剤に「AHA」、「α-ヒドロキシ酸」、「フルーツ酸」と表記してあれば「あ、似たような成分をミックスして使っているのね!」と思えば良いわけです。 余談「なんとか酸」と出てくると体に悪そうな化学薬品のイメージが先行してしまうと思います。ですが「フルーツ酸」と書けば、なんとなく天然な物質で体に悪くなさそうなクリーンなイメージを持ちませんか?わざわざクリニックが「フルーツ酸」と表記するのは、化学薬品にネガティブイメージを持っている消費者を安心させるために使っているのかなと勝手に思います。 

サリチル酸マクロゴールって?

グリコール酸よりも後にリリースされたピーリング剤です。サリチル酸マクロゴールは「サリチル酸」という薬剤に「マクロゴール」という薬剤を混ぜたもの!画像3サリチル酸をマクロゴールに溶かすことでより高い効果を発揮させたり、使い勝手が良くなるのだと思います。料理にとろみを付けたくて片栗粉を入れるときに粉のままだと使い勝手が悪いので水と混ぜて水溶き片栗粉として使った方が良いのと同じような理屈でしょう。グリコール酸とサリチル酸マクロゴールの効果の違いについてはよくわかりませんでした。分かる人いたら教えてください。 

TCAって?

グリコール酸、サリチル酸マクロゴールよりもマイナーな薬剤。前者2つは表皮までしか作用しませんが、TCAはもっと奥深くの真皮にまで到達します。
 TCAはトリクロロ酢酸(TriChloroacetic Acid)という薬剤です。TCAを用いた施術は「ケミカルピーリング」ではなくて「マッサージピール」または「コラーゲンピール」と呼ばれています。このマッサージピール(コラーゲンピール)では「PRXT-33(商品名)」というイタリア製の薬剤を使用しています。このPRXT-33にTCAや過酸化水素(H2O2)およびその他美容成分が配合されているそうです。グリコール酸やサリチル酸マクロゴールを使ったケミカルピーリングは皮膚の表皮までしか作用しないのに対してPRXT-33を使ったマッサージピールは表皮のもっと奥深くの真皮にまで浸透します。真皮はコラーゲンを作る場所なのでコラーゲン生成をダイレクトに促せるのでしょう。ですが強力な薬剤ですのでそれなりのリスクがありそうです。扱っている美容皮膚科クリニックも少なめです。コラーゲン生成促してくれるので「コラーゲンピール」と一部で呼ばれているのでしょうか? 

結局どのピーリング剤が良いの?

素人にはわかりません!!どんな薬剤をどんな濃度でどれぐらいの量を使用するかで効果が変わるようです。人の肌質は千差万別、肌荒れ状態も人それぞれです。ですのでみんな同じ仕様の薬剤を使用して果たして期待した効果は得られるのでしょうか?気合入れて読まないと頭入ってこないけど良かったら読んでみて!→「当院で行った痤瘡に対するケミカルピーリングの臨床経験165例の検討

お医者さんが薬剤を選んでくれる?

個人に合わせて薬剤を選んでくれるところもあります!!HPに「ピーリング剤はひとりひとりに合わせて選びます」と表記している美容皮膚科クリニックもあります。私もプロがちゃんと選んでくれた方が安心だしその方が効果が得られそうだと思います。何よりその文言があることで心身に相談に乗ってくれるのかなと期待しちゃいます。施術を受ける美容皮膚科クリニックを選ぶときの1つの基準にしたいですね。 

まとめ

・主なピーリング剤はグリコール酸とサリチル酸マクロゴール
・TCA(PRXT-33)を使ったピーリングはマッサージピールと呼ばれていて皮膚の奥まで作用してコラーゲンを作る
・複数の薬剤をミックスしてる事もある
・薬剤選びはプロに任せたい