【ハトムギ、メラノCCじゃない!】ニキビ治療薬まとめ【飲み薬&ぬり薬】
肌荒れアカウント(主にニキビ)界隈でよく見かけるニキビ治療薬についてまとめました。ニキビ治療情報収集中の方ぜひ参考にしてください。
飲み薬(服用は医師に要相談)
アキュテイン
別名:イソトレチノイン、イソトロイン、ロアキュタンetc
「イソトレチノイン」という成分が入っています。
過剰な皮脂、肌の角化を抑える作用があります。
(参考:わかこ皮膚科クリニック)
アメリカでは難治性ニキビ治療薬として広く流通しているそうです。
20年以上の歴史があるとかないとか。。。
日本では未承認の薬で厚生労働省のホームページで服用の注意喚起がされています。
なぜ海外では認められているのに日本ではだめなのか疑問ですが、
欧米人とアジア人で薬の作用が異なり重大な副作用が出てきてしまうのでしょうか。
(参考:厚生労働省)
服用したい場合は相談できる主治医がいると安心ですね。
Twitterの口コミは?
・乾燥やばい!
・ニキビ減った、できなくなった!すごい!
・皮脂減った!
スピロノラクトン
別名:アルダクトンA
「スピロノラクトン」という成分が入っています。
私が服用している飲み薬です。
過剰な皮脂の原因になる男性ホルモンの働きを抑えることで皮脂を減らしてくれます。
本来はニキビとは全く別の疾患を改善するための薬らしく、ニキビ治療薬ではないです。ですのでニキビを直したい目的で使用しても保険は適用せず自己負担になります。利尿作用があるので多めの水分摂取が必要です!
Twitterの口コミは?
・乾燥やばい!
・皮脂減った!サラサラ肌になった!
・ニキビ減った!もっと早くこの薬に出会えていればよかった!
・頻尿になった!
ピル
低用量ピルです。トリキュラー、マーベロン、ヤーズなどがあります。
私はトリキュラーを使っています。
ニキビはホルモンバランスが関係しているのでピルを飲めば乱れが収まりニキビができにくくなるという仕組みです。生理周期安定、生理痛改善の効果もあるのでその点でもメリットがあります。
Twitterの口コミは?
・ニキビできなくなった!
・生理前に必ずできていたニキビができない!
・生理が楽!日付通り!
・メンタル安定!
・ピルが体に合わなくて副作用が辛い
ミノマイシン
「ミノサイクリン塩酸塩」という成分が入っています。
皮脂を抑える、ターンオーバーを促進するなどの作用はなさそうです。
十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)
漢方です。皮膚の赤みやカユミを発散し、腫れや化膿をおさえます。また、そのようになりやすい体質を改善します。
(参考:おくすり110番)
漢方は医薬品と違ってこれといった主成分がありません。
Twitterの口コミは?
・ニキビ減った
・だがしかし激マズ
清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)
漢方です。顔の熱や炎症をとり、また皮膚病の病因を発散させる働きがあります。そのような作用から、顔の皮膚病、とくにニキビの治療に適します。
(参考:おくすり110番)
私はニキビが爆発した時期が2回あるのですが、1回目に爆発したときに皮膚科から処方されました。
1日3回服用を1ヶ月以上続けた結果ニキビは結構良くなりましたが同時に抗生物質(ルリッド錠)も飲んでいたので、正直どっちが効いたかよくわかりませんでした。
激苦の薬です。
Twitterの口コミは?
・ニキビ減った!
・ニキビがすぐ小さくなる!
・十味敗毒湯は効かなかったけどこれは効いた!
・だがしかし激マズ!
ぬり薬
ディフェリンゲル
別名:アダパレン
「アダパレン」という成分が0.1%入っています。
角質剥離、ターンオーバー促進、皮脂を抑えるはたらき、維芽細胞(コラーゲン、エラスチンを作ってるくれるところ)活性化の効果があるビタミンA誘導体(レチノイド)と似た性質を持っています。
レチノイドとアダパレンはどう違うの?
レチノイドは肌の角質を剥がす作用
アダパレンは角質をできないようにする作用
毛穴が角質によって塞がれると皮脂がたまって、その皮脂でアクネ菌が増えることによってニキビができます。
どちらも毛穴のつまりを解消する作用でニキビをやっつけよう、という仕組みですね。
ちなみに海外ではアダパレンが0.3%配合されている薬も使用されているそうです。
(参考:角田美英 皮膚科専門医)
ベピオゲル
別名:過酸化ベンゾイル
ニキビの原因菌アクネ菌を抑える&角質剥離作用があります。
ニキビ治療に使われる抗菌薬は長い間使用すると菌が耐性を持ってしまいます。(薬剤耐性菌)
ですがこのベピオゲルは薬剤耐性菌を発生しづらいものになっています。
私も使用していましたが乾燥とひりひりと赤みに耐えられず短期間で服用を止めてしまいました。
(参考:EPARKくすりの窓口)
エピデュオゲル
ディフェリンゲルとベピオゲルのハイブリッドのような薬です。
アダパレンと過酸化ベンゾイルが配合されています。
角質剥離作用&抗菌作用があります。
皮膚科で説明受けたときはベピオゲルとディフェリンゲルの真ん中ぐらいの強さの薬と説明されました。実際に服用はしていません。
ダラシンTゲル
「クリンダマイシンリン酸エステル」という成分が入っています。
塗る抗菌剤です。ディフェリンゲルとベピオゲルは角質剥離作用がありますがこの薬にはその作用はなくアクネ菌をやっつけるだけのようです。
以上です。服用したいなと思ったら必ずお医者さんに相談するようにしましょう。